現在、地上デジタル放送に対応したテレビは各メーカーから多くの種類が発売されており、 新たに購入をお考えの方はどれを選べばいいか非常に悩むところでしょう。
地上デジタル放送対応のテレビは高画質・高音質を可能にする性能の高さだけでなく、他にも多くの魅力的な機能を備えています。
ここでは現行の地上デジタル放送対応テレビの特徴や様々な機能やテレビを選ぶ際のポイントをいくつかご紹介していきますので 新たに地上デジタル放送対応テレビの購入をお考えの方は参考にして下さい。
テレビのサイズ
テレビのサイズは大画面になるほど迫力のある映像を楽しむことができますが、大きければいいというわけではありません。
テレビには適正視聴距離があり、テレビから十分に距離が取れないような狭い部屋などにテレビを設置する場合はテレビのサイズが大きすぎても逆に見づらくなってしまいます。
一般的に、液晶テレビやプラズマテレビといった薄型テレビの適正視聴距離はテレビのパネル縦サイズの3~4倍の距離であると言われています。
したがって、テレビを購入の際には部屋の間取りや、テレビの設置場所とソファ等の主にテレビを見る位置との距離を考慮して適切なサイズのテレビを選ぶことをお勧めします。
参考例として部屋の大きさと適正なテレビのサイズを以下に示します。
部屋の大きさ |
適正なテレビサイズ |
4.5~8畳 |
28V~32V型 |
8~16畳 |
32V~50V型 |
16畳~ |
50V型~ |
液晶テレビとプラズマテレビ
現行の地上デジタル放送対応テレビの多くは液晶テレビまたはプラズマテレビとなっています。
混同されがちな2つのテレビですが、それぞれ特徴がありテレビのサイズや使用の目的によって最適なのはどちらのテレビかがおおむね決まります。
一般的には32V型以上の大画面テレビではプラズマテレビのほうが性能が高く、コスト的にもお得になっています。
テレビのサイズが大きくなるほどプラズマテレビのほうが同型の液晶テレビよりもコストがお得になりますので、大画面テレビを選ぶ際にはプラズマテレビにしたほうがいいでしょう。
テレビに内蔵されている様々な機能も魅力的ですがまずは基本性能を重視して液晶テレビとプラズマテレビのどちらにするかを決めてみてはいかがでしょうか。
付加機能で選ぶ
現在は数多くの薄型テレビが発売されており、様々な付加機能を内蔵した液晶テレビ・プラズマテレビが出てきています。
付加機能の代表例としてあげられるのはHDD内蔵テレビでしょう。
テレビにHDDを内蔵し、テレビ番組等の録画がテレビ1台だけでできてしまうという大変便利な商品です。
他にはサラウンドシステム等の他機器との接続を考えた豊富なインターフェイスやHDDレコーダーとの密接なリンクなど様々な機能が内蔵されている製品が多数発売されています。
同サイズの液晶テレビ・プラズマテレビでも各メーカーによって性能が様々ですが、画素数や輝度といった基本性能は多少の違いだと分かりにくいものです。
メーカー選びに迷ったら、こういった付加機能に注目してみるのもいいでしょう。